毎年紫波町内の有志企業の皆さんと共に、地元中学校での出張授業を開催しています。各企業の環境保全などへの取り組みを生徒のみなさんに伝え、日々の暮らしの中でSDGsに取り組むあり方を学んでもらおうという活動です。
今年紫波環境では、当社で取り組んでいる地域の水質環境保全活動を「地元で行なっているSDGs」として紹介しました。
また、SDGsカードゲームなどを通じて、循環型社会への理解を深めてもらいました。
私たちの故郷・紫波町には、奥州藤原氏の一族で、平泉以北の政治を任されていた「比爪(ひづめ)」氏の館跡があります。館跡の近く、現在の国道4号線沿いに広がる約5ヘクタールの「五郎沼」では、四季折々の景色を楽しむことができます。老木ではありますが、春には約80本の桜が咲き誇り、水面を美しく彩ります。
夏には、中尊寺ハスが大変きれいな淡いピンク色の花を咲かせます。このハスは、奥州藤原氏四代泰衡公の首桶から発見された種を復活させたもので、平泉から株分けされたものです。
私たち紫波環境は、町の環境保全に取り組むほか、地元住民に愛される「五郎沼」のゴミ清掃など地域への貢献活動も積極的に行っています。
「五郎沼通信」のバックナンバーをご覧いただけます。
「五郎沼通信」は、五郎沼を取り巻く環境を守り、五郎沼の今後のあり方を地域の皆さんと一緒に考えるために発行してきました。しかし、「五郎沼の桜を守る会」の解散により、「五郎沼通信」は下記の26号で一旦休止となります。今後は、地元任意ボランティア団体「史跡五郎沼愛護会」が中心となり、五郎沼の環境を守っていきます