環境変化が激しい現代の「想定外」は、自然界での3.11大震災害と昨年8.9水害、また、人間社会の間でも今回の買い取り制度の中断など、以前と比較し「想定外」はたいへん多くなっているような気がします。いったいどこに、また、何に原因があるのでしょうか?
自然界はまだまだ人間科学ではどうしようもない未知の部分が多い訳で、完全に地震・噴火などの自然災害を防ぐのは無理があるでしょう。地球温暖化などで、人間社会が係わって起きているだろうと考えられる自然災害は、CO₂削減などの、その根本からの対策のため努力が必要でしょう。しかしながら、むしろ仮に災害が起きた場合に、被害を最小限にするための「関係者相互の情報交換」努力も片方では、たいへん大事なことだと思われます。
人間社会でのコミュニケーション(意思疎通)の一つである「情報交換」の努力不足で起きる「想定外」は、自然界の「想定外」と違ってあってはならないと思いますが、いかがでしょうか?