水の汚れぐあいを表す数字に、「BOD」というものがあります。
水をきれいにするときには、自然と同じように、下水処理場、浄化槽でも、バクテリアという生きものの働きを利用しています。バクテリアは水の汚れを分解するときに、空気(酸素)を使います。水が汚れていればいるほど、たくさん空気を使います。
つまり、バクテリアが「どれくらい空気を欲しがるのか」ということを数字にすれば、その「数字(BOD)が多いほど水が汚れている」ということになり、水の汚れぐあいを測ることができるのです。
水の汚れぐあいを調べる「水質検査」では、このBODを使って、川や湖などの汚れぐあいを調べています。
【環境省 浄化槽サイトより】