「しわ浄報」もついに3年目を迎え、第25回を数えるまでになりました。これまでの間、主に資源循環や水環境の持続可能性について取り上げて参りましたが、我々の身近な暮らしこかかわる環境問題はこれだけにとどまりません。ただ地球温暖化問題などをみても、日々を過ごす日常生活と直接関係しているのにもかかわらず、危機の実感が直接感じられない場合も多いのではないでしょうか。
しかし3. 1 1以降、状況は変わりました。放射能問題に加え、災害に向かう社会資本の在り方など、誰もか考え、自ら行動を起こさなければならない世の中が現実化してきました。折しも政権が変わり、国土の防災への取り組みもクローズアップされ始めています。予算が限られる中での社会資本整備をどうするか、地域の安全をどう守りどう活力を維持していくか、一人ひとりが考えて行動しなければならない時代か来たと言ってもいいでしょう。
3年目を迎え、「しわ浄報」はより広い視点で地域のことを考えていきたいと思います。「未来の子供たちに~」は前回と同じタイトルですか、より力を込めて再び掲げました。
皆さん良い年を!そして今年もよろしくお願いします。