コラム
column

しわ浄報 その87 現在の行動の結果が将来の姿

しわ浄報 その87 現在の行動の結果が将来の姿年間に増える(育つ)量だけ利用すれば、永久に利用できるハズの森林が、どうして今だけが良い?「皆伐」して「ハゲ山」にするのでしょうか?「ハゲ山」は災害の基にもなるのです。
地震など、人間では防ぎようのないこともあるでしょうが、「持続、継続」を考えると「現状認識」をしっかり見据えて、過程を考えながら将来予測をし、行動、調整、そして、その後の行動がまた必要だと思います。
将来、どうなるか分からないのではなく「現在の行動の結果が将来の姿」なはずですので、今の行動がどのくらい将来のことを考えて行動しているかが非常に大事なのです。
※持続可能・・300年前のドイツ鉱山家が考えた。鉱物精製には火力(燃料は森林)が必要だが、当初、森林腑存量試算をしていなかった。その後、簡単に樹木腑存量と年(育つ)量を試算し、燃料の必要年間量を把握(現状認識)できた。後世が絶えないように配慮した考え方は、現在もドイツの学校教育で伝わっており当たり前文化となっている様子。