九州の福岡駅前の一等地で陥没起きました。今回の事故の原因は地下鉄の掘削が原因でしたが、同じ陥没事故の中で現在大変多くなっているのは、下水道の陥没とのことです。(なんと、全国で年間3,300件以上もあるとのことです)50年前の東京オリンピックに向けて集中的に整備されてきたインフラなので、既に取替え更新時期なのです。しかしながら・・・・
現在の少子高齢化時代の地方の市町村は、産業に乏しく、税収入も少ないため財政が厳しく借金が多額に残っていてお金がない状態なのです。更新時期を迎える下水道の老朽配管でこのような事故が起きる前に、計画的に更新してゆくことが今後ますます必要でしょうが、簡単にはできないのが現状のようです。
インフラコストのかけ方、透明度を高めたお金の出し入れ等の根本的な話し合いを、行政と住民とで共通の課題として真剣に考えてゆく必要が益々大きくなっていると感じます。