コラム
column

しわ浄報 その27 自分詩「ぶんべつ」

分別して、ゴミを出すのが 今はだんだん面倒と感じるようになってきた
ゴミを「分別」し始めたころよりは 焼却コストが高くなってきているらしい
始めのころは「そうだっ、大事な事だ!」と思ったりもしたが、大震災を経たいま 皆どう思っているのだろう?
とかく人間は目先のことだけ見て 楽な方楽な方に行きたがる
このくらい大丈夫だろうって ホラ、あなたいま、考えたでしょう

「分別」するとどうなる?

資源が再利用できるようになる?

「もったいない」が実感できる?

助け合いの気持ちが復活する?

住みよい社会になって行く?

幸せになってくる?

解説:
実は、「ごみ分別なんて末端の処理場で分けたほうがよっぽど効率的だ」と考える人もいます。確かに欧米ではこの考えでごみ処理が行われてきました。
しかしここは日本。自治体単位でごみ処理をする自己責任的な仕組みは、日本ならではの文化なのです。「私出す人、貴方分ける人」って嫌じやありませんか?この日本的な仕組みでは、ごみを分別したほうが効率がいいのです。