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しわ浄報 その144 カーボンプライシングって?

温室効果ガス(カーボン⇒炭素の総称)に価格(プライス)付けする(イング)とは?ガスを出せばその分利益が少なくなるため、活動制御が効きやすくなる仕組みのことです。その方法として「炭素税」と「排出量取引制度」があるようです。

炭素税とは1トンあたりに課税される税ですが、日本は2012年からの「地球温暖化対策税」1tあたり289円でしたが、世界ではスウェーデンが1.5万円と大きな違いとなっています。また・・・・

排出量取引制度とは、右図のように排出できる温暖化ガス排出量の上限を設定し、AとBで過不足分を売り買いできる仕組みにすることです。どうしても事業上ガスを出さなければならないAは、余剰あるBから買うことなので、自然と制御して行くようです。