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しわ浄報 その11 川の水量は浄化槽と下水道ではどう違うの?

しわ浄報 その11 川の水量は浄化槽と下水道ではどう違うの?下水道のような集合処理施設では、汚水を管路で終末処理場まで運び、処理して放流します。終末処理場は河川の下流域に建設されることが多く、そこで放流されるために、その上流の河川では水量が少なくなります。
その上、上流で生活用水を取水するので、上流の河川の水量はさらに少なくなります。
一方、浄化槽は家庭で生活排水をきれいな水に処理して、身近な河川に戻すことができるため、河川の水量維持に役立ちます。水量が確保されれば、河川の自浄作用により水質浄化が促され、地域の水環境を守ることができるようになります。
(参考:公益社団法人熊本県浄化槽協会)