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しわ浄報 その86 持続可能な再生可能エネって?

しわ浄報 その86 持続可能な再生可能エネって?化石燃料に頼らないで地球温暖化防止(CO2削減)に有効であり、また、地域内で永遠に循環が出来るコト・モノに再生可能エネルギーですが、その一つに地域の森林(木材)利用のバイオマスエネルギーがあります。しかし、その普及促進のための国の制度(電気料金で公平負担を市民がしているFIT=フィット制度)のはずで、そのコト・モノが公平でなく利用されている実態があるようです。
バイオマス発電所が各地に出来上がってますが、それは残念なことに大変無駄が多いようです。本来は木材の利活用は家具、建築などに利用した残りカスを燃料として、熱利用と一緒に発電をすること(コジュネ)が無駄のない「持続可能」な資源の有効な使い方なはずですが、どうしても安易な方法での燃料(バイオマス=植物性=森林)を求めて皆伐になってしまう(水害になり易いハダカ山になる)ことと、化石燃料の船で海外から燃料を運んでくるなどの発電所は、本当の「持続可能で再生可能」なのでしょうか?