北海道に続けざまに、また、東北には観測史上初めて太平洋側から上陸した台風で大変な被害が出ました。被災地の一つの岩泉町ではもともと地形的にも谷間に人間は住んでますが、広葉樹と針葉樹の多様な自然林が多く「山津波」は起きにくいようで、今まではあまり整備する必要もなかったように見えた
、川岸に生えている樹木の倒壊で橋ゲタに挟まり川水があふれているところが多いようでした。
災害を防ぐには、出来うるところまでは人間が介入して管理が必要なことは確かと思いますが、近年の自然災害で感じるように、急変する自然に対して人間の住む場所までも変更せざるを得ないような、早急な変化を自然が求めているのだと感じてしまいます。
都度都度の対応ではない抜本的な対応の考え方が、今の自然にした原因も人間と考え今後、益々必要だと思います。