沢水が豊富にある地域では、湧水から流れが自然と出来上がった堰（せき）等から、飲み水として利用しているようですが、その堰（せき）にはゴミの入り込みを防ぐための、人工的なフタなどはない方が良いとのことです。
見えなくし隠してしまえば、むしろ水が汚れる心配があります。「大事な事を忘れることが得意な人間」が堰に何か環境に悪いものを捨てる可能性が出てくるからです。責任がだれにあるかも大変あいまいになります。
みんなの水として、このように沢水で生活をしている地域の方々は、自然にその環境とともに共存し、互いに循環もしている訳ですが、地域の一人ひとりがその環境及び循環を守るためには何が一番大事なのか？と、自然と身についていると思います。
さて、その一番大事なことはいったい何でしょうか？