地震国で原発を再稼働するために、リスク回避の知恵と資金を投じるなら、大震災時に盛り上った「原発に頼らない」世論にも同様の努力を注げることで、新たな可能性を考えることができると思います。
理念を忘れ、現実の困難や誘惑で流されやすいのも人間です。しかし「何のために」と立ち止まり問い直すことで、外れかけた軌道に気づき、修正する力を生むこともできるのも人間です。
気づいた人の意見を真っすぐ聞く「気遣い」が一番と思いますが、日々の考え方に理念を軸にそえ、「何のために」問い続ける姿勢で、持続可能な未来への道を照らすことが出来るのも、人間同士と思います。