地球温暖化で永久凍土(注1)がとけ、未知ウイルスや細菌が出てくる危険性が指摘されています。実際に2003年以降に4例あり、4万年前の線虫も発見されて生き返ったとのことでした。また…
シベリアで、70年前に炭疽菌(注2)で死亡したトナカイを埋葬した場所の凍土がとけだし、家畜に感染した後に23人の住民が感染し、その内より少年が死亡したとのことです。
冬に日本に来る渡り鳥が、シベリアで未知ウイルスが付着した植物を食べていたとしたら…その糞から恐ろしい感染が起きるかも知れません。そのような、未知ウイルスや細菌のワクチンや治療薬開発に、時間がかかるのは現在のコロナと同じなのです。
未知ウイルスや細菌に立ち向かうための方法は、普段からの自分の免疫力(注3)を、いかに強化できるかだと思います。
(注1)永久凍土(えいきゅうとうど)・・・・2年間以上にわたり継続して温度0℃以下をとる地盤のこと
(注2)炭疽菌(たんそきん)・・・・家畜から人に感染し皮膚病などで死まで行く可能性がある(生物兵器として使われる)
(注3)免疫力(めんえきりょく)・・・・感染、病気、あるいは望まれない侵入生物を回避するために十分な生物的防御力